RENOGY RBM500 バッテリーモニターの設定値【Li Time(Ampere Time)バッテリー向け】

RENOGYのバッテリーモニター RBM500はバッテリー残量がひと目で分かりやすくとても使いやすいのですが、設定方法がイマイチ分かりづらいアイテムですよね。

この記事では、サブバッテリーシステムにバッテリーモニター RBM500を設置した際のLi Time(Ampere Time)公式の推奨設定値を紹介します。

Li Time公式に問い合わせて回答された推奨設定値です

設置の注意点

RBM500の設置自体は簡単で、採集モジュールをサブバッテリー(-)⇔車両バッテリー(フレームGND)配線に割り込ませ、採集モジュールとサブバッテリー(+)、液晶モニターをそれぞれ付属の配線で接続するだけです。

参考までにマイキャラバンのサブバッテリーシステム図を貼ります。

注意点としては、サブバッテリーシステムで使用するすべての機器のマイナス線を採集モジュールのP-端子に接続することです。

また、採集モジュールへの接続はM10の圧着端子が必要です。

設定方法と設定値

さて、ここからが本題。
設定手順とLi Time(Ampere Time)バッテリー向けの設定値です。
Li Time以外のバッテリーをお使いの場合は赤字の設定値をバッテリーメーカーに問い合わせて下さい。

OKボタンを3秒押し設定画面に入る
各値を設定する
CAP:使用するバッテリーの定格容量
Full V:14.4V
Zero V:12.0V
PowOff:11.6V
Alarm:20.0Ah
Atten:0.000%
※赤字の値はバッテリーメーカーによって違う



そもそもRBM-500の説明書にはPowOffは一般利用の場合は設定不要とあるので、デフォルトのまま変更しなくてもよいと思いますが、一応Li Timeの回答通りに設定しています。
今までのところ何の問題も無く使用しています。
バッテリーを満充電にする
走行充電器や外部電源等での充電時に入力電流が1A以下になったら満充電。
※バッテリー残量が100%になったらではないことに注意
満充電になったら、∧ボタンを3秒押して容量値を100%に設定する
これで設定完了です。

RBM500の思いがけず便利だったこと

RBM500は液晶画面のバックライト点灯によってサブバッテリーシステムの状態が分かるようになっています。

充電中 → ゆっくり点滅
電力使用中(≧100mA)→ 点灯
電力不使用(<100mA)→ 消灯

車中泊の撤収時、RBM500をひと目見るだけで電気機器のスイッチ切り忘れを防げます。

これがなにげに便利。

ベッドキットの下にある冷蔵庫など見えなかったり気付きにくかったりする電気機器をいちいち全部チェックする必要がありません。

残量も何%と一目で分かるので、運転席からはもちろんなるべくどこからも見やすい位置に設置することをお勧めします。

なお、マイキャラバンのサブバッテリーシステムにはBT-2も接続していますが、こちらは走行充電器の本体温度を確認する時以外見ていません。

どちらか一つを付けるならRBM500をつけることをおすすめします。