【エンジンオフ】サブバッテリーでナビを動かす方法【車中泊】

車中泊や奥さんの買い物待ちなどでエンジンオフのままナビを観たいときありますよね?
そんな欲望を叶えるべく、ナビ電源をサブバッテリーと車両バッテリーで切り替えられるようにしようと思います。

我が家はキャラバンにアルパインのフローティングBIGXを取り付けていますが、他のナビでも基本的には変わらないのでぜひやってみて下さい。

とても便利になりますよ

注意

作業は自己責任で行って下さい。
当方は一切の責任を負いません。

配線図

仕組み自体は単純で、ナビ配線のB+とACCを切断し5極リレーを割り込ませるだけ。

ナビのメイン電源は配線の太さやヒューズ位置からも分かるようにB+です。
ACCはスイッチ信号線としての役割しかありません。
なので、B+とACCともにリレーで切り替える必要があります。

ナビ配線のヒューズ類、及びサブバッテリー切替時にナビと一緒に起動したい機器(Fire TV Stick等)は、リレーよりナビ側になるよう配線。
ETC、ドラレコはサブバッテリー切替時に不要なので、リレーより車両側に接続しました。

使用部品

5極リレー 2個

ナビ配線のメインヒューズ(BIGXは15A)以上の許容電流の5極リレーが2個必要です。
私はエーモンのリレーを使用しました。

オンオフスイッチ 1個

スイッチは300mA以上の電流を流せるオンオフスイッチなら何でも良いです。
私はエーモンのトグルスイッチを使用しました。

配線類

B+(黄)とサブバッテリーのメイン配線(緑)は、ナビ配線のメインヒューズ(BIGXは15A)以上の許容電流を持つ電線が必要。
メインヒューズが15Aならエーモンの2sqになります。
スイッチやACCの配線用に1sq前後の電線も用意しておきましょう。

作業手順

スイッチ取付

切替スイッチは運転席、セカンドシートなどナビ画面を観るどの位置からも届く場所への取付がおすすめ。
この時点でサブバッテリー電源線を通す位置まで届く長さの電線をスイッチに配線しておきます。

ナビ裏配線

念のため、車両配線と車種専用ケーブルを接続するカプラーを外します。
BIGXの場合、常時電源を切り離しても地点情報、設定(DVD初期設定は除く)、ルート学習・渋滞学
習、電話帳などは消えません。

社外ナビの配線はナビ本体に差すカプラーと車種専用ケーブルがギボシで接続されているので、このギボシを外して配線します。
サブバッテリーとスイッチ等への配線もナビ裏に引き込んで配線しておきます。

スイッチとサブバッテリーの配線

次にナビ裏からスイッチ、スイッチからサブバッテリー電源線、最後にサブバッテリーへ配線します。

テスト起動してみた

まずはスイッチオフの状態でエンジンを始動させ、正常にナビが起動するか確認します。
ETCやドラレコも忘れずチェックしましょう。

次にエンジンを切り、いよいよスイッチをオンにしてみます。

無事、ナビが起動しFire Stick TVも視聴出来ました。
ETCも切替スイッチをオンにしたままエンジン停止時は電源オフ、エンジン始動で電源オンになり狙い通りの挙動です。

ナビ+Fire Stick TVの消費電力は36W前後でした。
ポータブル冷蔵庫と同程度ですね。

これなら観たいときに気兼ねなくナビを起動出来ます。