Renogy 50A走行充電器の充電能力はとても強力で、観光目的の車中泊ではそれだけで必要な電力を賄えてしまいます。
しかし、連泊の途中であまり走行出来なくてバッテリーがピンチだったり、真夏にスポットクーラーを使いたかったり、そんな時は外部電源を使えるととても心強いです。
でも、車体やバンパーに穴を開けたくない…。
そこでスライドドアのステップにある物入れに元々開いていた穴にケーブルを通して外部電源を引き込みました。
これなら車体等へ穴を開けずに外部電源を車内に引き込むことが出来ます。
製作に使用した部品
防水航空コネクター
IP68防水のコネクターです。
直径7-11mmのキャブタイヤケーブルが使用出来ます。
ちなみにIP68とは6→塵埃の侵入がない、8→継続的に水中に沈めた場合でも機器が影響を受けないというJIS保護等級です。
2芯ゴムキャブタイヤケーブル
キャブタイヤケーブルは大きく分けるとゴム素材とビニル素材があり、今回は常に屋外に出しっぱなしになるので耐候性に優れるゴムキャプタイヤケーブルを使用します。
2芯で外径が7-11mm、2SQのゴムキャブタイヤケーブルがおすすめです。
1.25SQでも許容電流が15A以上ならば良いのですが、車内用のACコンセントタップを自作する際に2SQを使用したいので圧着端子を統一出来ます。
長さは2m用意しました。
テーブルタップ
裸圧着端子
使用するゴムキャブタイヤケーブルの太さに合わせます。
車内用のコンセントタップを自作する際にも使えるので多めに用意しましょう。
防水コンセントプラグ
防雨型 延長コード 10m
超強力マグネット
防水航空コネクターを車体の底に貼り付けておくための磁石です。
写真を撮ったときに錆びていたので、後日シリコンコーティングのマグネットに置き換えました。
作り方
物自体の作り方はこの画像だけで十分だと思うので、設置の仕方メインで説明します。
下準備
車に取り付ける前に自宅で下準備が必要です。
取り付けにはハンダが必要です
これで下準備は完了ですので、あとは車での作業になります。
車体への取り付け
ケーブルを通す場所は2列目ステップの運転席側後方のボックス。
これで完成です。
使用時はケーブルを接続してから、再度マグネットで底に貼り付けます。
これで雨が降ってもまず水没しないでしょう。
使わない時は長いケーブルの室内側と短いケーブルをしまい、車外側のケーブルは底に貼り付けます。
車検でも特に指摘はされません。
10mの延長コードは助手席側前方のボックスに収納出来ます。